「全てはこのためだった」と言える景色へ


向井康二くんを応援して8年。



康二くんを応援してきて、

こんなに嬉し涙を流したのは初めてだった。


誰よりも1番に拳を上に突き上げる康二くんが涙で滲んで見えなかった。


いろんな思い出が走馬灯のように思い出された。





康二くんが今まで見せてきてくれた世界は、所謂「ジャニーズ」の「キラキラしたアイドル」だけではなかった。




兎に角ガムシャラで必死で、まるで雑草のようだった。




私が康二くんを好きになった時、康二くんは今のジャニーズWESTや退所したお兄ちゃんJr.たちに甘えて人より一歩後ろにいるような子だった。



「もっと前に出ろ」


とたくさん言われ、



「前に出るのが苦手やねん」


そんなことを言ってた時もあったね。




ムエタイ向井ブラザーズ、リトギャン、shadow WEST、いろんなグループができてはなくなって




2012年、やっとこのグループでデビューを目指してやっていくのかもしれないと思えたグループができた。



2012年、kin kanなにわ皇子が結成。




「なにきん」で、彼らの冠番組「まいど!ジャーニー」までできた。まいじゃにコンで単独コンサートもやった。




関ジュの勢いが凄いって言われた。

ジャニーズWESTは焦ってた。




2014年、ジャニーズWESTデビュー




康二は、なにきんよりもWESTと一緒にいる時間の方が圧倒的に長かった。だから嬉しかったけど寂しい気持ちもあった。


康二くんがたくさん泣いてた。




「いつかジャニーズWESTを追い越す」




心強い言葉だったけど、弟気質で甘えん坊ですぐ顔に出て怒られると拗ねちゃって素直で可愛い康二くんが1番上に立って関西を引っ張って行くことができるのか正直不安だった。



でも、康二には仲間がいた。


相方もいた。


この6人で関ジュを引っ張ってデビューするのだと信じていた。






でも、平野紫耀と永瀬廉がなぜか頻繁に東京に呼ばれるようになった。


東京に引っ越した。




相方の辞める噂が出た。

あほすきやまいジャニの収録で、ざわついた客先に向かって康二が「風邪で休みやねん」っていった。




 

優しい嘘だった。







康二はひとりになった。


なにきんはなくなった。






関西個人時代が始まった。





康二くんが「デビューしたい」と言えなくなった環境を恨んだ。




デビューしたい気持ちがあるのにその気持ちを殺して「デビューが全てではない」と言った康二くんの気持ちが痛いほどわかった。




とても、そんなことを言える状況ではなかった。





西畑大吾大西流星、そして室龍太4人で引っ張った4年間。



 

甘えん坊の康二くんが甘えることができなくなった。

関ジュを引っ張るお兄ちゃんと言われた。



康二の顔が怖かった時もあった。気持ちのムラがパフォーマンスに出てる時があった。こんなの康二くんじゃないと思った時もあった。それを伝えたこともあった。




でも、康二が康二なりにもがき苦しみ闘ってるのがわかった。一人で必死に闘っている姿は誰よりもかっこよかった。誰よりも輝いていたしグッとくるものがあった。



だから、応援した。康二が少しでも楽に乗り越えられるようにファンも必死に応援した。それに応え乗り越えようとする康二くんはガムシャラで必死で一生懸命でかっこよかった。

関ジュのメイン、トップとしてやっていく康二にも徐々に自信がついたように見えた。



後輩の面倒を見る康二くんも好きだと思った。誰一人置いていかない、話してない子を見つけては話を振り、みんなに目を配り自分よりも他人を優先する優しさは昔から変わらなかった。






201810 なにわ男子ができた。






どこを探してもなにをみても

向井康二」の名前がなかった。




絶望した。涙も出なかった。


ただ血の気が引いたのだけわかった。





なんで、どうして、なんで、なんで?




こんなに人一倍頑張ってるのになんで?

こんなに辛い思いをしてきたのになんで?

もうこれ以上苦しめないで。

もうこれ以上悲しい思いをさせないで。

もうこれ以上康二の悲しむ顔はみたくない。






関ジュ秋の梅芸コンサート




初めてなにわ男子を目の当たりにした。



トップだったのに立ち位置が下がった。

歌割りが減った。

出番が減った。




なにわ男子の時は、もう立っていられなかった。


わざとじゃない。WESTデビュー前に康二のソロの時にアンチに座られたり、トイレに行かれて辛い経験があったからそんなことはしないって決めてた。



でも、あまりにも辛すぎて見ていられなかった。なにわ男子の新曲がキラキラしてていい曲でメンバーみんな楽しそうで悔しくて聞けなかった。



なにわ男子ができてから初めて涙が出た。




悲しかった心が潰れそうだった。趣味でやってるのに趣味でなんでこんな辛い思いしないといけないんだろう、もうやめようと思ったくらいだった。





康二くんは笑ってた。



でも、時折下を向いた瞬間に見えた顔が「もう自信がない」と言ってる顔のように見えた。



2019 あけおめコン


みんなが泣いていた。


不安だった。


怖かった。







2019 117 

向井康二目黒蓮、ラウール

SnowMan加入




びっくりした。なにが起きてるのかわからなかった。信じられなかった。突然の出来事で頭の処理が追いつかなかった。




アー写みても康二全然笑ってないどういう気持ちなのかわからなかった。



でも、康二の決断を信じたかった。


いろんなことを経験して乗り越えてきた康二が決めたこと。


康二がどんなことを思い、考え、決めたのか私たちファンにはわかったから。



康二の決断は絶対に間違わない。



そう確信していた。






SnowManになってからも悲しいことはたくさんあった。

一言ひとことあげ足を取られ叩かれ、こんなにも叩かれるのかって。

無視しようと思ってても目に入る心ない言葉になんで康二のこと何も知らないのにこんなこと言われないといけないのかって思ったことも正直あった。



繊細で気いつかいな康二だからどんどん康二らしさがなくなってしまうのではないと不安になった。




でも、あったかいファンの方が圧倒的に多かった。



SnowManに入ってくれてありがとう」って6人の時代からのファンの方々から言われた時は本当に嬉しかった。



「自担の笑顔が増えたのは康二くんのおかげです。ありがとう」

そんなことをいってくれる方もいた。




そして、メンバーが


SnowManに入ってくれてありがとう」


SnowManに加入する決断をしてくれてありがとう」


「いまのSnowManは俺の理想のSnowMan


「康二はそのままでいてくれ」




口を揃えて6人がそういってくれた。



康二のことをたくさん発信してくれて、声を上げ守ってくれる心強い仲間ができた。


康二のことを慕って「大好き」ってくっついてくる可愛い守りたい弟もできた。




嬉しかった。




久しぶりにお兄ちゃんたちに甘える康二くんが見れた。



ここなら康二が康二らしくいられる。




なにより、康二に仲間ができた



それが本当に嬉しかった。





横アリでもたまアリ、サマパラでもメンバーと頻繁に目を合わせて笑う康二くんは本当に心の底から幸せそうだった。






SnowManになれて幸せ」






そう笑顔で心の底から言っている康二を見れて、私も本当に幸せだった。






そして、





201988 東京ドーム

SnowMan デビュー決定」







涙が出た。


いろんな思い出が走馬灯のように思い出されて、報われた、やっと報われた。



夢を叶えたんだ。

夢を自ら掴み取ったんだ。と。






「可愛い子には旅をさせよ」



康二くんは、これだったのかな。

6人も、目黒も。




いろんなことを経験し、涙を流し乗り越え闘い抜いた人は誰よりもカッコいい。





おめでとう。


本当におめでとう。




こんなに嬉し涙を流したのは初めてだったよ。




辛かったね。


悲しかったね。


寂しかったね。


怖かったね。




でも、楽しかったね


幸せだったね。






康二くん、


「いつも笑顔をありがとう」

「ステージに立ち続けてくれてありがとう」



拳を前に突き出し、うんうんとその拳をパーにし「ありがとう」と。



あの瞬間にはもうこのことが決まってたんだね。




康二くんを応援してきてよかった。




康二くんに出会えてよかった。






やっっっと、スタートラインに立てたね。





これからも私はずーーーーーっと


向井康二くんのファンです。





本当に本当に本当に本当に


おめでとう!!!






これからも一緒にたくさん夢を見ようね。




ゆいより。